メニュー



アデイはデザインを生業としています。


そしてその対象となるのは、いつの時代も人が行なうコミュニケーションです。 言い換えれば、デザインには必ずコミュニケーションが含まれている、と考えているのです。 デザインにおけるコンセプトの普遍性と不変性、そしてそれを支える技術の拡張性とはいかなるものか、それらをいま一度手の中に収め、次へと進んでいくために、過去現在未来、アデイを3つの時代に分けてリデザインしていきます。

○過去のデザイン


アデイはその前身となるデザイン会社を含めて約20年、デザイン会社としてブランディング、マーケティングや広告などを通じ、顧客企業のビジネスを支援してきました。その20年の半分、つまり10年間はインターネット前のデザインです。デザインは表現や意匠という言葉とともに、クリエイティブ全盛の時代。そして、4マスコミュニケーションメディア(テレビ、新聞、ラジオ、雑誌)のヒエラルキーもしっかりと形成され、アデイ自身も広告デザインの真っただ中にいたのだと思います。しかしながら、すでにペンと定規からマウス、粒子から画素、Q数からPTへの変化が現れた時代でもありました。広告業界では実質的な仕事において大きな変動はありましたが、それでもまだデザインツールの変化といえる程度のインパクトだったといえるでしょう。また、マーケティングという言葉の定義も曖昧、かつその仕組みや方法も手探り状態で、単に広告やプロモーションと混同されていたことも少なくなかったのかもしれません。アデイは当時から、企業全体のビジネス要件から、コミュニケーションのコンセプトメイクやタッチポイントのデザインを通じて、キャンペーン全体として携わることが多く、今日のマルチメディアやオムニチャネルに通じた思考を繰り返していました。たとえば、いかに平面にコンセプトを文脈として織り込むか。その後のWebデザインや、いまのデザインにつながるアデイのそうしたアプローチは、すでにこの時代に芽を出していたのだと思います。

○現在のデザイン


インターネットの登場は、デザイン業界に衝撃を与えました。しかし、この時点でも紙が消えたわけではないし、メディアがなくなったわけではありません。現在でもそれらすべては存在していますし、最近ではあらためてマスの時代とも。ただ、マウスからキーボードへの変化は、それまでの変化とは異なるものでした。コードによる表現は、それまでも物理的なものではなく、ロジックによる表現。多くのデザイナーやクリエイターは、そうした技術変化への模索を余儀なくされます。Webへとシフトしていくのか。デジタルに進むことはできるのか。これが当時の私たちの大きな命題でした。アデイはこう考えました。ペンも定規も、マウスも、キーボードも、絵筆の一本に過ぎないと。そしてWebやITはデザインをいま一度ロジカルに捉えるためのツールであると。過去のデザインにおける意匠から、構造という対概念を据えた新しい領域。平面デザインさえ、設計と定義し直し、意匠と構造によるデザインに取り組むことで、Webも、広告も、プロダクトも、同義で捉えることができるのではないかと考えたのです。当初、閲覧メディアに過ぎなかったWebは、インタラクティブなメディアとして成長し、さらにコンテンツDBを取り込み、顧客DBを取り込み、ITシステムとの境目をなくしていきます。アデイもそれに追随していきます。しかし、コードがデザインを変化させた時代の先に、すでに次なる変化が訪れていました。GoogleやAmazonそしてSNSなどの台頭で顕在化する、データによる変化がはじまっていました。

○未来のデザイン


統計解析によるマーケティングやビックデータによる企業活動はもはや当たり前といえるでしょう。ビジネスにおける顧客創造や顧客共創なる言葉も、すでにマーケティングの領域を飛び超えて企業全体の課題となっています。そこではプロダクトやサービス、マーケティングなど、従来のデザインが分節されていたものが、さまざまなデータによって結び付けられつつあるのだと。顧客データをいかに獲得するか、そのデータを分析していかに確かなインテリジェンスにするか、そしてそれをどのようなアクションに変えていくのか。まるでデータサイエンティストのフレームのようですが、少なくとも、どのようなアクション(モノやサービス)に変えていくのか、つまり統計データだけでは決して創出できないアウトプットは、いま改めてデザイナーやクリエイターの手に委ねられているのだと言っても過言ではありません。そして、さらにデータをいかに獲得するかさえも、デザイナー自身が手中に収める必要があるのかもしれません。なぜならモノやサービスを作りだすことは、同時に消費者の行動や心理を作りだすことになるから。過去における、意匠としてのデザイン、現在での、意匠と構造によるデザイン。そして未来はつねに変化し続け「使える」ことをコミットするデザイン。もちろんWeb、APPといったデジタルにかぎらず、空間や紙までを対象とするデザイン。アデイは過去現在未来へと、デザインにおけるコンセプトの普遍性と不変性、そしてそれを支える技術の拡張性を考え続け、これからも歩みを進めていきたいと考えています。テーマは人が行なうコミュニケーションですから、一歩ずつ確実に。

株式会社アデイ

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-35-16
ルナーハウスパート4ビル 5F
Tel. 03-5775-2028 Fax. 03-5775-2038

Portfolio


Works